はじめに
ヨーロッパ旅行2日目は、ドイツのフランクフルトから電車でルクセンブルクに旅行です。

ルクセンブルク旧市街
ルクセンブルク観光後は、ベルギーのブリュッセルに電車で移動。移動中に事件が起こります。
全日程はこちら(全て個人手配、ツアー使わず、旅行代理店なども通してません)
1日目 成田空港発フランクフルト(ドイツ)空港着、ドイツフランクフルト観光&宿泊
2日目 ルクセンブルク観光、ブリュッセル泊
3日目 ブリュッセル観光、ゲント泊
4日目 ブリュージュ観光、ゲント泊
5日目 アントワープ観光、ゲント泊
6日目 ゲント観光、ゲント泊
7日目 シャルルドゴール空港(フランス)発羽田空港着
フランクフルト(ドイツ)から電車でルクセンブルクへ
ルクセンブルクへは、1回乗り換える電車で行きました。電車は事前に日本からDBのホームページでチケットを予約・購入をしました。予約したチケットの時刻は
- 05:42発 コブレンツ行き
- 07:11着 コブレンツで乗り換え
- 08:06発 ルクセンブルク行き
- 10:24着 ルクセンブルク
です。
フランクフルト中央駅で朝ごはんです。

朝ごはん
時間は朝の5時。ピントがずれているのは、食べている途中に写真を撮っていないことに気づいて、レンズを覗かず、適当にシャッターをきったからです。
朝の5時でもパンを販売している売店は数件オープンしていました。
05:42発IC2320に乗って、ドイツのコブレンツ駅まで出発
さあ、出発!と思いきや、15分遅れで出発。
事前に日本でチケットを購入していたのですが、乗り換え時間が10分などの電車が出てきたりするので、時間に余裕を持った電車で予約しましょう。
私は、10分乗り換えが怖かったので、1時間余裕を持ってコブレンツに到着するようにしました。
出発すると女性の車掌さんが検察にきます。日本で印刷していったチケットを提示し、チェックしていただいて終わりです。
一応、チケットが紛失してもいいように友人全員分をそれぞれが持つことにしていました。盗まれてもいいように。
07:25頃にコブレンツ到着
電車は扉を開けるボタンを押さないと開かないシステムです。
次の電車まで時間があるので、駅周辺の写真を撮りました。

コブレンツ駅
コブレンツ駅のトイレはとても綺麗で、0.5?か1ユーロでした。トイレの入り口にお金を入れる機械があるので、お金を投入すると入り口のゲートが開くシステムです。
08:06のルクセンブルク行きに乗ろうとホームへ
なんと同じホームから同じ時刻に違う行き先の電車が出発するようで、どういうことやろうとホームに行くと1台の電車しかいてませんでした。車両の行き先を見るとルクセンブルク行き。でもホームの電光掲示板を見ると同じ時刻に出発の電車がある。
もしかして、途中で前と後ろで切り離すのかなと思っていると、どこの駅かは忘れましたが、前と後ろの車両で切り離されました。
車両に表示されている行き先をちゃんと確認しないと、ついたらどこここ!?状態になるかもしれません。
電車では検札が2回ほどありましたが、日本人が私たちだけしかいなかったようで、2回目は検札されずに検札官が過ぎて行きました。
ルクセンブルク観光
10:24ごろ、ルクセンブルクに到着です。スーツケースなどを一時預かりに預けます。
ルクセンブルク駅の3番ホームに一時預かり所があり、パスポートを提示して預かっていただきます。
一時預かり所は、AM06:00 - PM09:30まで開いています(2020/01時点)。

荷物一時預かり所

荷物一時預かり所から見たホーム
料金もさほど高くなかったです(いくらだったか忘れましたごめんなさい)。料金は荷物を引き取る時に払う方式です。
駅を出ると市街地で、少し歩いて旧市街の方に向かいます。

駅から出た所
橋を渡って旧市街地へ向かいます。
ルクセンブルクのノートルダム大聖堂。

大聖堂
市庁舎

市庁舎

広場
ルクセンブルクのスタンプは事前に調べた結果、パスポートには押してもらえないが、ポストイットなどに押していただけるということなので、観光案内所に行ってきました。
実際に聞いてみると、やはりパスポートに押すことはできないとのこと。しかし、お姉さんがポストイットにスタンプを押して、渡してくれました。

ルクセンブルクのスタンプ

観光案内所

一番高い建物が観光案内所
ルクセンブルク王宮では、守衛さんが足音をたてて見張りをしていました。

守衛さん交代のところ
今日は旗が立っていなかったので、王様は不在です(旗が立っていると王様が王宮内にいるそうです)。

王宮
お腹がすいてきたので、オーバーワイス(OBERWEIS)に行きます。

オーバーワイス
建物の中の構造は、
- 地下1階がトイレ
- 1階がチョコやスイーツ類などを販売
- 2階がカフェ
- 3階がレストラン
になっていました。3階のレストランで昼食タイム。
ルクセンブルクの郷土料理の一つであるパテ・オ・リースリングを注文しました。

パテ・オ・リースリング
とても美味しい、、、
ビールはpilsを頼んだら、ルクセンブルクビールのsimonが出てきました。とても美味しい。
デザートももちろんいただきます。
私はエクレアをいただきました。写真から長さがわかるかな、、、フォーク並みの長さ。日本のエクレアの1.5倍以上はありました。
中はチョコクリーム。ラテと一緒に。

エクレア

ラテ・マキアート
オーバーワイスのトイレは地下1階にあり、レストランの中央あたりにエレベーターがあるので、エレベーターに乗って地下1階に行きます。
1階では、ラテを頼んだ時についてきたチョコが美味しかったので、そのチョコが入った商品を購入しました。
お腹がいっぱいになったので観光です。

ボックの砲台付近
駅に戻る途中の橋は、トラムの建設中で、工事をしてました。

新市街地に戻る橋
色々歩いて回って、ルクセンブルク観光は終了です。
ルクセンブルクは旧市街地が世界遺産になっており、とても綺麗な街並みでした。一度は訪れていただきたい場所です。
ルクセンブルクから電車でブリュッセル(ベルギー)へ。事件発生
荷物を引き取りに一時預かり所へ。お金を払い、荷物を受け取ります。
ルクセンブルクからブリュッセルへのチケットは事前購入していなかったので、チケット売り場で購入します。
チケット売り場のInternartionalと書かれたところの窓口でお姉さんにブリュッセルまで片道券が欲しい旨を伝えました。
お姉さん「片道券でいいの?」
私たち「もうルクセンブルクには帰ってこないから、片道でいい。」
お姉さん「わかった。安い切符にしといたから。」
私たち「片道の切符であってるますよね?ありがとうございます!」
お姉さん「安い切符にしといたから!」
めっちゃお姉さん安いの主張するなあと思って、ホームで切符を確認するとまさかの往復券。
片道って言うたのに。確認したのに!とみんな笑いながら喋っていたのですが、値段を見ると確かに当日券にしては値段が安い。
これもしかして、片道券買うより往復券の方が安い?と思って、ホームページで調べたところ、片道券より往復券の方が少し安かったです。
お姉さん疑ってごめんなさい。何も知らない私たちに親切にありがとうございます。
さて、あとは乗るだけ。
駅の中を見ていると、駅内に電車の出発時刻などが書かれた電光掲示板があり、その下あたりに、切符を通すような機械があったので、それにチケットを通すのかどうかがわからず、ネットで調べてみました。

電光掲示板
ネット情報では事前に購入されている方が多く、その機械に通すかどうか全然わからない(笑)。
わからないので、とりあえず機械に挿してみようとしたのですが、チケットのサイズが大きくて、機械にそもそも入りませんでした。入らなかったら仕方ない。
どうしようもないので、機械に通さず電車に乗り込みます。
15:10ごろ出発のICでブリュッセル中央駅に出発。
検札官がやってきます。ドキドキ。
普通にokって言って過ぎていきました。ルクセンブルク駅で購入したチケットは、ルクセンブルク駅にある機械に通さなくて大丈夫なようです(他の種類で購入したチケットはどうしたらいいかわからないです。すみません)。
ブリュッセル中央駅に行くまで、数カ所駅に止まります。
しかし、ブリュッセル中央駅の3駅ほど前から2等車に人が溢れ、通路やドア付近に立っている人がたくさん。ぎゅうぎゅう詰めです。
ブリュッセル中央駅の手前、ブリュッセル北駅でたくさんの人が降りていき、2等車にも人がほとんどいない状態になります。
北駅から中央駅まで5分ほどなので、降りる準備をします。
スーツケースを上の棚に乗していたので、みんな棚から下ろし始めていると、一人の友人が言いました。
友人「カバンどこ?」
え、何言うてんねん、、、
、、、
みんな上の棚を見渡しても友達の荷物がありません。や、やられたー!!!
周りに座っていた方達も言葉はわからなくても行動で荷物を探していることがわかったようで、みんな棚を見上げていました(笑)。
とりあえず、ブリュッセル中央駅で降りて、チケット売り場に警察署はどこかを聞きにいきました。
チケット売り場のお姉さんはすごく心配してくださって、何回も道を教えてくださいました。
ブリュッセルの警察署はグランプラスを抜けたところにありました。途中グランプラスで迷子になりながら、なんとか警察署にたどり着き、入り口に立っている警察官にカバンを盗まれたことを伝えました。
入り口の警察官「盗まれたの?中に受付があるから、受付に行って」
警察署の中に入ると、すぐ受付です。扉が何箇所かありますが、全て施錠されていて、受付もガラスで仕切られています。
受付でカバンが盗まれたことを伝えると、何を盗まれたかや名前などを書く紙を渡されます。
受付の横に、二人分の書くスペースがあり、そこで何を盗まれたかを紙に記入します。友人が書いてる間に、「盗まれました」と約2組が受付にきました。
また、書き終わってから待っている間にも2組ぐらいの方たちが盗まれたと受付に来ていました。
約1時間ほど警察署に滞在しただけで、私たち含め約5組の方達が盗まれたと来ていたので、盗難の数が多いんだなと感じました。
盗難届を記入しても、盗難証明書をもらうのに30分以上は待ちました。盗難証明書をもらうと手続きは終了で、警察署を出ました。
ちなみに友人は、財布、家の鍵が入ったキーケース、カードケース、6泊7日間の着替え、お金(日本で両替した金額のうち半分)などカバンに入れていたものが盗まれました。
今回盗難にあって、盗難時に何をしたらいいか、事前に対策しておいて良かった点、失敗した点、今後の改善点を備忘録として記します。
【もし盗難にあったら】
まず盗難にあったものは、二度と帰ってこないと思って諦めましょう。犯人を探そうとか捕まえようとかもやめた方が良いです。相手はどんな武器を持っているかや何人グループかなど全くわかりません。
次に警察署に行きましょう。そして、盗難証明書を発行してもらいましょう。なぜなら、日本に帰国した時に盗難証明書があると各種手続きが楽になります。ちなみに、ブリュッセルの警察署では、英語の証明書は出ず、フランス語の証明書しかその時は出せないと言っていました。
また、各種カード類の取引停止を電話で申請しましょう。帰国後手続きが必要です。
海外保険に入っている場合も、電話しましょう。帰国後手続きが必要です。
【盗難対策をしていて良かった点】
【対策していて良かった点①】
幸い、パスポートとお金(日本で両替した金額のうち半分)、よく使うクレジットカード、携帯などは身につけていたので、大丈夫でした。
お金は盗まれた時に一銭も持っていなかったらどうしようもないので、みんな持っているバッグや身につけているものに、少しずつお金を分けて入れていました。なので、今回は全額盗まれず、半分手元に残りました。
【対策していて良かった点②】
電車のチケットなどは友人全員分をそれぞれが持っていたので、一人分がなくなっても誰かが持っているので、旅行最終日の電車のチケットは二度買わずにすみました。
【失敗点】
【失敗点①】
電車の上の棚に無防備に置いていたことです。また、電車が満員だったのも一つの要因です。
ではなぜ、私たちの荷物は盗まれず友人のカバンだけ盗まれたか。
私たちが上の棚に置いていたものは、大きいスーツケースでした。盗む人でも、満員電車でスーツケースを下ろすのに流石に周りに気づかれずに盗むというのは無理があると思われます。
しかし、盗まれた友人のカバンは、極力洗濯前提で荷物をつめてきていて、リュックひとつだったので、盗む方も簡単にヒョイっと掴んだらいけたのでしょう。
駅で人が乗り降りするときはカバンをきっちり見張りましょう。また、簡単にとっていけそうなカバンは手元で抱えるのが良いと思います。足元に置くとしても、足で挟んだりしましょう。
【失敗点②】
友人のカードケースに大量のクレジットカードが入っていたことです。また、キャッシュカードと交通系ICカードなども入っていて、警察署で盗難届を記入する時に何のカードを無くしたかを全て思い出そうとするのに大変でした。また、カード会社に電話をするのも大変でした。
結局、後からあ!あれもカバンに入ってた。となったので、海外旅行に必要ないものは極力家などに置いていきましょう。
【改善点】
【改善点①】
海外に持っていくクレジットカードやキャッシュカードなど、もし盗難、紛失にあった場合、不正使用されないために取引停止の申請を電話でしなくてはなりません。
ここで問題だったのが、「どこに電話をしたらいいのか(盗難時につながるカード会社の電話番号)」ということを事前に調べていなくて、一からネットで調べて、カード会社に電話をかけるまで時間がかかりました。
【改善点②】
警察署の場所に迷いました。道を色々な人に尋ねて警察署に行ったのですが、事前に調べておけば良かったなと思いました。
なぜかgoogle map で調べてもすぐに出てこず(多分みんな盗難にあって気が動転していた)、警察署に行くのも大変でした。
ホテルにチェックイン
ヨーロッパ旅行2日目は、ヒルトンブリュッセルグランプラスに宿泊するので、駅方面に戻ります。宿泊記は別記事にて。
その途中でグランプラスを通ったので、夜景を撮影。

グランプラス
みんな疲れていたので、本日の夜ご飯はスーパーでサンドイッチ等を購入することにしました。
スーパーはブリュッセル中央駅前のところにあります。
おわりに
ルクセンブルクは本当に綺麗で、皆さんに一度立ち寄っていただきたいところです。
盗難には気をつけましょう!
次は、ヒルトンブリュッセルグランプラス宿泊記とブリュッセル観光について書きます。